〜フランス式ドライカットの特長〜
使うのは1本のハサミ、1本のコームだけ
カット。
それは全てのお客様にとって省く事の出来ない技術。
パーマやカラーが不要な人はいても、 カットが 不要という人はまずいないでしょう。
つまり、1 番需要が多い技術と言えます。
パーマやカラーも、カットで創ったデザインに
アクセントを加える為の技術。
カットこそが全ての要(かなめ)となる技術です。
お客様の
髪質 × 毛量 × 骨格 × ファッションのテイスト …
マッチするヘアスタイルは
一人一人、
正に千差万別。
何年美容師をやっていても、完璧に極めるのは困難・・・
それがカットです。
代表のMasaは 2008年より、
フランスはパリ発祥のカット技法の習得に
取り組んでおります。
今の日本で主流になっているカットは、イギリス式のカットです。
通称ブラントカットと呼ばれる、ヴィダルサッスーンに代表されるイギリス式のカットは、
髪を指で挟んで【線】で考えます。最大のメリットは早いことと、マニュアルや設計図とも言える概念が存在するので、新人への技術の伝達もし易いこと。
しかし、人間の髪の毛は正に千差万別で
実際のサロンワークではマニュアル通りでは
お客様に感動を与えることは出来ません。
それに対し、
このフランス生まれのカット技法は
髪をひとつまみずつ指でつまみ上げ、
【点】で捉えて創り込んでゆきます。
まるで彫刻を創るときの様に、
不必要な部分をひとつまみずつ切り落としてゆきます。
使うのは小さなハサミ1本、クシ1本だけ。
このカット技法を取り入れることで様々な条件の髪に対応し、
スタイルの幅も圧倒的に広がるのです。
くせ毛でお悩みの方へ
特にくせ毛への対応は、
他のカット技術ではこのカット技法に太刀打ち出来ません。
私たちは経験上、心からそう思っています。
全ての髪質に対応した、夢の様なカットテクニックなのです。
がしかし、
非常に難しい・・・・
本場フランスでも習得していない美容師からは
『魔法使いのカット』と呼ばれている程・・・。
簡単に習得できる技術ではないのです。
その為、世界でもこのカット技法を使える美容師は限られています。
習得の為には日々のトレーニングが欠かせません。
Masaもキャリア17年以上ですが、それでも日々トレーニングに励んでおります。
この技法で創り出す独特の質感は体験した人にしかわかりません。
髪が自由に遊び、軽やかにまとまる。
唯一無二のカットテクニックなのです。
ドライカットは何故くせ毛に強いのか?
上の写真の子は縮毛矯正希望でした。
くせ毛で広がりやすく、ドライヤーで一生懸命ブローをしたり
アイロンを使用したりしてもどうもまとまらないとお悩み。
彼女もドライカットだけで、写真のようにふんわりパーマをかけたような
仕上がりに。無理にクセをおさえこんでいないので
前髪のフォルムも自然です。
ファイヤーヘッドで採用しているドライカット技法は
くせ毛でお悩みの方から沢山の喜びの声を頂いてります。
『今までの苦労が嘘のよう』
『縮毛矯正から抜け出せる日が来るとは思わなかった』
『ブローやアイロン地獄の日々から開放された』
この様なお客様が非常に多いです。
しかし、私たちはくせ毛への対応のためにこのカット技法を習得しているわけではございません。
このドライカットの発祥の地、パリの美容師たちが
『素材を活かす』事と『諦めない』事において
世界トップレベルのこだわりを貫いた為にこの様なカット技法が生まれ、
髪質でお悩みの方にまで対応出来たためだと思います。
では、具体的にくせ毛の方にどのような、メリットがあるのか
挙げてみます。
- 基本的に癖を抑えたり伸ばしたりするようなブロー・スタイリングを必要としないヘアースタイルをデザインします
- 結果、必然的に『クセを活かす』という事になります。
- ドライカットは基本的に髪の乾いた状態でデザインします。乾いた状態=ありのままの状態。ですので帰宅後の再現性が高いです。
- 日本で主流の通常のカット技法と違って、髪をまっすぐ直線に切ることはせず、ひとつまみずつ【点】でとらえて切ってゆきます。なのでくせ毛でまとまらない状態でもより繊細な対応が可能です。
- 基本的に毛量を取る時(毛量を減らす、髪をすく)の緻密さ、細かさが大きく違います。これによって、くせ毛によるウェーブを出にくくしたり、逆に出やすくしたりが可能になります。
決してくせ毛の人専用のカット技法なわけではないのですが、
くせ毛でお悩みの人から喜んで頂けているのは事実です。
お悩みの方は是非お気軽にご相談ください。