2020年5月より
トリートメント処方を一新致します!!
ファイヤーヘッドのトリートメントの特長である、『オイルを最小限しか使わない』こだわりは継続しながら、さらなる保湿性・柔軟性・持続性を実現しました。
そして当店の最大の特徴であるドライカットと、抜群に相性の良い『軽やかなのにまとまる髪』へと導いていきます。
有効成分を徹底的に見直し、髪の深層から表面に到るまでの処方バランスや、一つ一つの処理剤のイオンバランスを考えた順番の構築、時間による浸透と髪質の変化の研究、そして何よりも持続性の向上をはかりました。
この研究工程で一つ一つの成分を理解しているため、髪質やダメージレベルに合わせた最適な選択での施術が可能です。
これらを納得のいく状態まで持っていくために半年以上費やしてしまいました(笑)
現状美容業界で主流のサロントリートメントは、メーカーがコースとして揃えた処方薬を、指定された順番に施術するシステムトリートメントが大半です。
そして、そこではどうしても納得のいく質感に出会えませんでした。
なのでファイヤーヘッドでは、
必要だと感じる処方成分を1つ1つ選び直し自分の手で納得のできる仕上がりになるように1から構築しています。
大げさに言うならば、世界で唯一の仕上がりです。
そして今回、現在FIREHEADが理想とする最高の仕上がりにたどり着くことができました。
トリートメントに対する考え方
当店ではトリートメントを必須の物ではなく
贅沢品であると店頭でもご案内しております。
なぜなら、
どんなトリートメントを持ってしても傷んだ髪を元の状態に戻すことは科学的にも不可能だからです。
世の中には髪が蘇るとか、ダメージを修復するとうたったトリートメントが無数に存在しますが、基本的には質感や手触りをダメージ前に近づけると言った意味合いで、いわばフェイクです。
爪をイメージしてください。
髪と爪は同じケラチンという硬質なタンパク質で構成されています。
一旦傷がついたり劣化した爪は生え変わるまで戻りません。
それは、皮膚と違って代謝が存在しないからです。
そんな傷ついた爪でも、クリアなマニキュアをすると一瞬でツヤツヤのピカピカになりますよね。
まさに、ヘアートリートメントもそれと同じ状態なのです。
実際には髪には爪のようにべったりとした薬品の塗布はできませんので、毛髪内部から外部にかけて繊細な処方を行っていきます。
そして、それらもマニキュアと同じく永続は致しません。
それでもツヤツヤサラサラが嫌いな人はいませんよね?
フェイクだとしても美しさや質感改善の喜びは変わらない!!!
だからこそ、
次回ご来店時までにいかにトリートメントの質感をキープし、少しでも長くこの『贅沢な期間』を楽しんでいただけるかに、全力を尽くそうと研究を重ねております。
そしてこの事実をしっかりとお客様と共有することで、綺麗な髪の本質を理解でき、『贅沢な期間』がさらに意味のあるものへと変わっていくと考えます。
こだわりの一例
FIREHEADトリートメントのこだわりを一点ご紹介
『オイルを最小限しか使わない』ことです。
主流のサロントリートメントは、
【油分(シリコン等のオイル)成分を、いくそうにも重ねる処方】と言えます。
しかし油分には3つの弱点があります
- 質感が重すぎる
- シャンプー(界面活性剤)に弱い
- 持続しすぎると劣化する
1.重たい質感はFIREHEADの最大の特徴であるドライヤー1つでまとまる軽やかな仕上がりのドライカットの足を大きくひっぱります。自由に動く髪を綺麗に切りまとめることで日常のストレスを大幅に減らせますが、重たい質感が邪魔をしてしまいます。
2.シャンプーは汚れを落とすものですが、その『汚れ』とされている正体は油分です。
界面活性剤は水を油を混ぜて洗い流すために使用されます。シャンプーは汚れの油分とトリートメントの油分を区別出来ませんので、どんどん剥がれていきます。
『トリートメントの持ちをよくしてくれますよ!』と言った表現でホームケア商品を進められたことはありませんか!?
それはシャンプーでトリートメントが落ちてきてしまうので、お家で油分を少々貼り直すためです。持続性が悪いということですね。
3.持続性のことに触れていきましたが、実際に油の性質としては持続させず流して入れ替えた方がいいとも言えます。
台所の油汚れを想像してください。調理時はサラサラで綺麗だった油も、時間が経つとベタベタとしてきますよね!?これが『酸化』です。お髪につける油も同じことが起こります。特に天然系の植物油脂では顕著です。椿油等ですね。
トリートメントも油分を主成分にすると落ちやすくもあり、逆に持続させすぎも怖いということです。
そこで、
FIREHEADでは油分の代わりに糖類をメインに処方します。
その4つのメリットは、
- ツヤが自然で素晴らしい
- べたつかず全く重くない
- 油ではないのでシャンプーに強い
- 酸化による劣化リスクがとても少ない
と言った点です。
油分の弱点と比較するとメリットは一目瞭然かと思います。
油分も糖類も毛髪の表面処理に当たる部分です。
これらをコーティング剤として使用することで内部補修を持続させることができます。ファイヤーヘッドでは糖質の魅力を最大限に引き出せる内部補修と組み合わせて研究し処方いたしておりますので、是非楽しみにご来店くださいませ。
究極のトリートメントは薬剤ダメージの回避
冒頭で髪のダメージは蘇らないとお伝えいたしました。
これは揺るぎのない事実です。
故に、究極のトリートメントは薬剤ダメージを最小限におさえ、生えたての綺麗な髪を維持することになります。
トリートメントのお話を盛り上げた上で申し訳ないのですが・・・
ダメージの原因はドライヤーやアイロン、紫外線など生活の中にたくさんある!と言った情報がたくさん流れておりますが、基本的に一番の原因は『美容室での薬剤を使った施術』です。
これは間違いないです。
色素を分解したり形状を変える薬剤がお髪に与える影響は多大なのです。
だからこそ、ファイヤーヘッドではトリートメント以外のヘアカラーやパーマ、ストレート等の薬剤を使用する施術に対しても、徹底的にこだわって低ダメージの研究をし続けているのです。
薬剤を使用する以上ダメージが0になることは絶対にありえませんが限りなく抑え込むことは可能です。
度重なる検証の結果からも確信を持っております。
トリートメントにもこだわっておりますが、広くお髪を考えた時、まずは根本となるお髪の健康をキープすることが基本だと思っております。
ダメージでお悩みのお客様は、是非一度FIREHEADにご相談ください。
綺麗な髪が育ち美しく生え変わるまでの過程を長期的にサポート致します♪