AirWave(エアーウェーブ)とデジタルパーマの違いとは?


当サロンは、デジタルパーマとAirWave(エアーウェーブ)を共に導入しております。

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おそらく他サロンと一番違う点は、 追加料金を一切いただかずにスタイリストの判断でデジタルパーマやエアウェーブの機械を使い分けている(もしくは使用しない)という点だと思います。

この様なシステムにした理由は簡単です。

お客様に決めて頂くべきではないからです。

使用機材は、仕上がりデザインに大きく違いがでます。
つまり、希望のデザインに応じてどの機会を使用するべきかを考える必要があります。 これを料金を変えてお客様に選択いただくと・・・目指すデザインではなくご予算から薬剤や機材をチョイスせざるを得ない状況になりますよね。

それって・・・違いますよね? と。

料金設定を変えてご予算に応じてお客様に選ばせる様なシステムは 絶対に間違っている と、私達は考えています。
ただ、近頃は お客様の希望スタイルの多くが 『大きいカールをしっかり出したい』 なので、デジタルパーマやエアーウェーブの利用率は90%を超えていると思います。

では、このエアーウェーブ、デジタルパーマ 他のパーマと何が違うのか? をなるべくわかりやすく説明してみたいと思います。 現在主流の2つのパーマです。


ポイントは【クリープ】と【乾燥】のダブルの物理パワー

エアーウェーブやデジタルパーマは、 この【クリープ】と【乾燥】を 均一にキレイに行うための機材である、 と言えます。

物理パワーその1・【クリープ工程】

クリープに関しては、 簡潔にまとめると、 パーマ液(ダメージの原因)の利用を 7割程度(イメージ値)に抑えても 充分キレイなカールが得られるのがクリープパーマです。 クリープ=弾力のあるくっきりカールを弱い薬剤で可能 と言えます。

物理パワーその2・【乾燥工程】

では、乾燥工程とは・・・? デジタルパーマはまさにこの乾燥工程による デザイン効果を狙ったパーマで、 パーマの途中で髪から水分を抜き乾燥させることで、 通常のパーマでは作用させられない部分にまで 作用を行き届かせます。 乾燥=スタイリング時、髪が乾いた時にも大きな弾力のあるカールが再現される といった効果があります。 シャンプー後、髪を乾かしてから巻く コテ巻・アイロンによる巻髪スタイルにも似た質感が 再現できるパーマとして人気を集めたのも この乾燥工程による効果のお陰です。


デジタルパーマとエアーウェーブの違いは?

FIREHEADオープン時には、 どちらを導入するかでかなり悩みました。
今では双方を導入しております。
エアーウェーブとデジタルパーマの一番の違いは、
温度の高さ(幅の広さ)と髪への温度のかけ方 です。

 

デジタルパーマは、ロットそのものに電極を繋ぎ ロット自体が熱くなり、髪の水分を抜きます。 100度を超える高温にも設定可能です。

に対し

エアーウェーブは温風で乾かし、ロットに吸水用のチューブを繋ぎ 水分を抜き取ります。 熱風の温度は最高で55度

この設定温度の上限の違いからデジタルパーマ=痛むと誤解されています。

確かにデジタルパーマは最高100度超え。 エアーウェーブは55度。
温度が高いと、やはり傷む。 温度が低いと、安心だけどパーマのかかりに影響がでる。
つまり、しっかり勉強している美容師が使いこなさないとデジタルパーマは大きな失敗が起こる可能性も・・・。
 
ファイヤーヘッドのデジタルパーマでは、まず滅多なことがない限り
60度以下しか使用しません。
そして、その温度帯域で最高のパフォーマンスが得られるよう研究を重ね薬液を独自に配合しています。
 
温度の面で言えば エアーウェーブの方がその点では安心感があり、ますがエアーウェーブの弱点は、
・温風は55度と設定できるが、実際毛髪にしっかりとその熱が加わっているとは考えにくい
・うるさい(風の音)
・時間がかかる(温度が低いから)
・デカイ(置く場所(笑)
などが挙げられます。
 
デジタルパーマも今はとても魅力的です。
 
正直、エアーウェーブやデジタルパーマの 使いこなしには自信あります。
 
ファイヤーヘッドのパーマ、 是非一度体感してみてください。